ヤマグチノ、ヒト、モノ、コト

あのタンスの服、染めよっと!藍染め工房 草衣So-i の魅力。

富海の海っていいよね!

ね!

というわけで今日のロークル君は防府市富海(とのみ)に来ています。こちらで藍染め工房 草衣So-i を営まれている大道ご夫妻を訪ねました!

築90年の古民家を利用した工房は雰囲気ムンムン。少しドキドキしながら玄関を入ると…なんだろうこの香り!何やらカッコイイ香りがたちこめてます!これが藍の香りなのかなあとボンヤリ嗅いでいると奥から「いらっしゃいませ」という声が。
こっこんにちは!奥さまのともみさんですね!
優しそうな奥さまに続いて、作業中だった旦那さんの竜士さんも出てこられました。(いかにも職人って感じのいい男…。ボクも髪伸ばそうかな)
夫・竜士さんが染めをご担当、妻のともみさんが織りや縫製を担当されてるそうです。早速お話を聞いてみます!

ロークル君:ご夫婦で移住してこられたと聞きました。それはどんな思いで?

大道竜士さん:2人とも東京・神奈川の都会育ちなんですが、それぞれの親の地元がド田舎ということもあって田舎暮らしに抵抗はなくて。結婚して子どもが生まれて、ずっと東京にいるより田舎の方がいいなと思うようになったからですね。

ロークル君:どうしてまた山口県に?

竜士さん:それはもう本当偶然です!地域おこし協力隊として藍染めで富海のまちをを盛り上げる人を募集していて、元々染色の仕事をしていたし、ダメ元で応募しました。倍率がかなり高かったみたいなんですけど当選して。住んでみるとすごく住みやすいですよね、田舎すぎるわけでもなく。心地いいです。

ロークル君:へえ!偶然だったんですか!ご縁ということなんでしょうか。山口県が心地いいと言ってもらえるのはなんだか嬉しいです!早速ですが作業場の方を見学してもいいですか?

藍染液で満たされた大きな甕

竜士さん:どーぞどーぞ!こっちです!

ロークル君:とても大きな甕(かめ)が4つも!

竜士さん:これは自分たちで掘って埋めました。1.6mくらい掘るんですが、地面が砂なんで掘ったそばからザーザー崩れてきて苦労しましたね(笑)。埋まっている甕は陶器製で、昔からのものをわざわざ取り寄せました。

ロークル君:海のそばならではの苦労ですね…。どうしていくつも甕があるんですか?

竜士さん:ひとつひとつ染まり方が違うので生地の種類や仕上がりのイメージに合わせて使い分けます。藍染めって発酵の力で染めるんです。藍甕の中にはたくさんの菌が活動していて何回も染めては色の濃さを出していきます。

かっくいい…

ロークル君:こだわって染められているのが伝わってきます!他にもこだわりの点ってありますか?

竜士さん:はい。藍染めといっても現在は化学薬品が使われているものもありますが、僕たちは100%自然由来のものしか使っていません。原料となる藍は、自分たちで育てながらそれを一部使用しています。自分が身につけているものが何からできているのか、どんなものが使われているのかということに興味を持ち、知ることは大切なことだと思います。

藍染め液の原料となる藍の葉、樫の灰など。良い灰は貴重なんだって!

ロークル君:(ドキッ!)確かに知らないことが多いかも!確かに自分の持ち物についてもっと知ることで、より愛着が湧いて大切にできそうです!サスティナブル(持続可能性)な思想が根底にしっかりとあるブランドなんですね。あのー、ともみさんの作業場も見せてもらうことってできちゃいますか?

ともみさん:えー!うそ!そんなつもりじゃなかったからちょっと片付けたいな…。

ロークル君:(女子だ!女子のリアクションだ!) はい!全然待ちます!!

2Fはともみさんの作業場。エモいっす!

ともみさん:どーぞ、すみませんお待たせして。

ロークル君:ともみさんの作業場は2階なんですね。急な角度の階段が古民家らしくていい感じっす!畳の部屋にミシンや織機まであるんですね!織物もされるんですか?

ともみさん:はい、私が織ったものを夫が染めたり。以前は子供服のブランドで働いていたので、その経験を生かしてパターンや縫製、織りもやってます。

ロークル君:すごいなあ…お二人でこだわりを持って作られているのが伝わります。

ともみさん:そうだ、藍の和紙を作ったんでお見せします。和紙の材料の楮(こうぞ)を藍で染めて、徳地の和紙工房で漉いてもらったんです。うちではラッピングなどに使用しています。

こんな男になりたいとすら思わせてくれる表情の和紙です…

ロークル君:おお〜!これはまたかっこいい!こんなところにもこだわり出ちゃってますね!深い藍色がなんとも上品〜。

竜士さん:ここの和紙屋さんがめちゃくちゃいい感じなんで是非行ってみてください!

ロークル君:はい!アポとります!(敬礼)それでは最後にこれを読んでいる方に伝えたいことはありますか?

竜士さん:えっと…大事なとこですね(咳払い)。
藍染めは高価だというイメージがあるかもしれません。草衣so-iを通じて日常着として取り入れるきっかけとなればいいなと思っています。手持ちの服の染め直しなんかもできるので、お気に入りの服を染め直してまた新しい気持ちで着たりだとか、そうやって長く大切に着てほしいです。
藍は、風合いの良さはもちろんですが、紫外線防止や消臭・防虫効果など自然の力や効能がたくさんあると言われています。それを肌で感じてもらえると嬉しいです。

ロークル君:今日はありがとうございました!ボクも染めてほしくなっちゃいました!Tシャツ持ってきます!!

竜士さん ともみさん:ありがとうございました!お待ちしてます。

草衣so-i
場所:山口県防府市富海2666番地
オンラインショップ:https://soi.theshop.jp/

ロークル君の編集後期
いやー2号線を下りてすぐの場所にこんな素敵な工房があるなんて驚いたなぁ。藍染めのTシャツに身を包むオレ…想像しただけで大人の男に近づける感じがするぜ!隣りには藍染めの浴衣姿のあの娘がいたり…なーんて!

この記事を書いた人
山口県生まれ山口県育ち、山口県の魅力あふれるヒト・モノ・コトを追いかけて取材するのが趣味。そんな生活を続けているので僕のまわりには少しユニークな人たちが集まってきました。

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